カテゴリー別アーカイブ: 繁盛の考察

店舗外装のイメチェン

美容室店舗の外装をリフォームしました。
現状は大きな写真パネルで窓を隠していた状態でしたが、それを開放するデザインとし、
明るく、ナチュラルなイメージを作る為に「木」「白」をメインに出しました。
店舗の考え方を伝えるメッセージサインも付ける事で、美容室として明確になりました。

2016-09-26-09-41-40<Before:昼間>
p1100245<After:昼間>

2016-05-20-19-25-32<Before:夜間>
p1100278<After:夜間>

 

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北千住にある美容室 sonata(ソナタ)さんです。

HP:http://www.sonata1010.com/

Facebook:https://www.facebook.com/sonata.senjyu/

 

つくって、こわして、つくる。

2年前に手掛けたタバコ屋さんがあるのですが、もう改装するという話が上がりまして。

全部ではなく、一部壁を取り壊し、売り場窓口のカウンターを横一杯に長くする工事です。

ちなみに2年前はこんな感じです。
P1050282 P1050311

これを壊します。
P1090520 IMG_6789

そして作ります。
P1090743 P1090749

横3mのカウンターはステンレスで出来ています。店内側は2段天板で木工で出来ていてドッキングしています。上部には伸び縮み式のテント、それとカウンターにはガラス引き戸も入れています。

簡単にご紹介してますが、実際のところそれなりに大変です。
工場製作期間3週間、現場施工期間8日間の工程でしたが、問題もなく完了し営業再開されています。

何とも早い時期の改装でしたが、店舗はそうして時代やニーズに合わせた変化をしていきながら、進化していくものでもありますね。

ありがとうございました。

伝えたいことがたくさんあるお店

随分前に終わった仕事ですが、Before & After 感がスゴいのでご紹介します。
店舗外装リフォーム(煙草店)です。

IMG_7530(Before)ここからの・・・

P1050309(After)スッキリ感。

もういっちょ

IMG_7594(Before)伝える事が多すぎです

P1050311(After)何ということでしょう。

電気が付いてる写真

P1050282

デザイン次第で随分とイメージ変わります。の典型的な案件でした。
町のタバコ屋さんから、都会の街のタバコ屋さんへ。
店舗の外装は、看板とかで伝えることが多すぎると逆効果となりかねません。

外装看板だけではなく、実際のところ内装も大工事しました。
この案件は、デザインも苦労しましたが、工事の方がもっと大変でした。

 

入りやすい店舗の不思議

 

思わず入ってしまうお店ってありますよね。

最近私が思わず入ったお店は、昔ながらの八百屋さん。
野菜など食材は、スーパーマーケットで買い物する事がほとんどの我が家。
先日、ある駅前をたまたま歩いていた所、その八百屋さんが目に止まりました。

まずなぜ目に止まったかというと、店舗デザインが・・ではなく「呼び込みの声」でした。
呼び込みの声などは、商店街などの繁華街ではあちこちから聞こえてきます。
そんな喧騒の中、八百屋さんに反応したのは、他のお店と違う部分がありました。

まず、ダミ声。しかも女性。たぶん40代(違ってたらすいません・・)。
おっちゃんのダミ声とはチト違う、何とも言えん響き、というか声でした。

次に、言っている内容。
ただ「いらっしゃい」「安いよ」だけでなく、
「いついつ穫れた」「どこそこ産」などと新鮮さアピール。
さらにはその野菜を使った調理法と試食(浅漬け)まで。

他の店と違って具体的で、気になっちゃいました。
磁石の様に吸い寄せられてしばし拝見。

店先はフルオープン(ドアやサッシュ無し)の”ザ・八百屋さん”という感じ。
お店の奥まで一望出来て、野菜が沢山見えます。
先頭の野菜は、どれも安く新鮮そう。まるでスター選手のごとく並んでいます。

壁面が濃い目の木板で印象的な内装。
これが壁面周りの野菜達を引き立てて見えます。
なんとなく道の駅っぽさも感じます。新鮮な野菜ですよ的な。

この店舗の誘導機能*の良い所が何点かあると思います。
まずは注意/注目を与え、期待させ、内部商品が良く見え、安心できるという部分です。
お客さんに、思わず、ためらわず、スッと「入らセル」ことが出来ています。
(*誘導機能については別ページ

店舗デザインというか計画的な視点でいうと、
店舗入口がオープンであるとお客さんは入りやすいです。
でも、業種、商品によってはそうも出来ない事情がありますので
そんな場合の基本的なお話をあと少し・・。

出入口の幅は、最低でも90cmは欲しいです。
両開きの扉や自動ドアなどで出来れば180cmがベーシックだと思います。
小さいと圧迫感があって入りづらい感じを受けます。

出入口の位置は、大きく2タイプ。

間口の中央の場合、
店内に入ると左右に分かれるので左右で商材や内容、デザインイメージが分かれた方が良いでしょう。

また、事務手続きの店舗なら行き先が分かりやすく考えやすいので最良でしょう。

もう一つの左右どちらかに寄せた場合、
ショーウインドーが大きく作れるので外部へのアピールがし易いです。また、店内のレイアウトもし易い傾向です。

路面店の多くはこのタイプですので、街でちょっと気にして見てみましょう!

どちらのタイプでも取扱商品が安価なものであれば、店内がよく見えた方が良いです。

それではまた〜。

 

店舗を目立たセル:お客さんを呼び込むための看板

 

以前書いた
お店づくりに大切な「6つのセル機能」の中にある
(1)宣伝訴求機能「目立たセル」をほんの少し掘り下げてみます。

店づくり6つのセル機能

立地や商圏なども大切かもしれませんが、
そもそも店舗がそこに存在しているということを街行く人に知らせる事が必要です。
知らなければ来るはずもないので当たり前といえば・・です。

それに、何のお店かも伝えなえればミスマッチなお客さんが来てしまいます。
例えば、何のお店か知らずに、たまたま入った中年男性がいたとします。
女性向けの商品や若年層向けのお店だったら、場違いな気がしてスグにお店を出ます。
これは極端ですが、店名よりも意外と大事な事なんです。

店舗オーナーさんは、希望や想いを込めて店名を付けたわけで、思い入れがあって当然です。
ですが、街行く人々にはあまり響きません。
自分との関連性がないものに人はあまり興味を持ちませんので・・・。

だからこそ、何屋さんなのかは入れた方が無難です。
もちろん、名が知れていたり、ブランド確立が出来ていればいりませんし、
あえて、入れずにサインデザインで宣伝する判断もあると思います。

現実に設置する時の、
サイン看板の表示位置については下記の図をご覧頂ければと思います。

 サインの表示位置

また、サインは看板だけでなく、ファサード(お店の外観)全体で考えられればより一層効果が望めます。
デザインや素材などを統一したものを作れば、
費用もその分掛かりますが「目立たセル」効果は抜群です。

どのような地域で、どのようなお客さんに、どのような見せ方伝え方をするのか

という事がとても大事になってくると思います。ただカッコ良ければ良い訳ではないのです。

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因 (その7)団地群

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因

(その7)団地群

前回の大型建造物につづき、今回は商圏に団地群があった場合の
集客デメリットのお話をしようと思います。

前回に似ているのですが、
団地やマンション群など一定の道路区画内に集中している場合です。

この一群の向こう側は商圏とならない場合が多いと考えます。
また、こういう場所は敷地内に店舗がある場合もあります。
したがって、競合があると不利になります。

しかし、多くの住人がいるのも確かですので、
その地域にあった店舗デザインを施し、
住人のニーズをつかんだ店舗運営が出来れば、
地域の口コミも期待出来るので、安定した商売が出来ると考えます。

 

最後に・・・
店舗に影響を与える 商圏7つの要因と題しまして、
7項目上げてきましたが、いかがでしたでしょうか?
あたりまえな事が多いかもしれません。
ですが、初めて聞く方もきっといると思います。
この情報が少しでもお役に立てれば幸いです。
普段は軽いノリで記事を書くつもりですので
今後もどうぞよろしくです!

おわり・・・
<その1 道路 >
<その2 川 >
<その3 線路 >
<その4 段差&高低差 >
<その5 陸橋 >
<その6 大型建造物 >

 

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因 (その6)大型建造物

 

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因

(その6)大型建造物

前回の陸橋につづき、今回は商圏に大型建造物があった場合の
集客デメリットのお話をしようと思います。

例えば、工場、倉庫、大きな学校等公共施設などなど
地図上ではそうでもなくても、いざ現地に立ってみると大きくて、
建物の向こうに行くのに大回りを余儀なくされる場合のことです。

大きな公園は通り抜け出来るので問題無いでしょうが、
野球場とかサッカー場とかの競技場だと通り抜け出来ないですよね。

ただ、大きな工場付近にある定食屋さんであれば、
工場の向こうからお客さんが来なくても、工場勤務の人で
お昼時は大賑わいとなることもあるので、業種の関係による所もあります。

だから、徒歩商圏半径500mにこだわるのではなく、
建物内の人々に如何に来てもらうかを目論んだ方が良いですね。

それと、厄介なのが大型ショッピングセンターの様な商業施設。
人が集まる誘導施設となるのですが、施設内で完結してしまい
周りに人が流れてこないことがあります。
施設内に競合店があれば、さらに不利になります。

施設内に競合がなく、もしくはあっても、独自性が強い店舗であれば
多くのお客さんを呼び込める場合もあります。
私が印象に残っているのは、都内の大型ショッピングモールのスグ前にある、
某ラーメン屋さんで、施設内に競合ラーメン屋はあるのに、
その店は外で大行列。施設から人が流れている良い例でした。
店舗デザインも悪くはなかったですが、味とかサービスなんでしょうね。

 

次回、その7につづく・・・
<その1 道路 >
<その2 川 >
<その3 線路 >
<その4 段差&高低差 >
<その5 陸橋 >

 

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因 (その5)陸橋

 

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因

(その5)陸橋

前回の段差&高低差につづき、今回は商圏に陸橋があった場合の
集客デメリットのお話をしようと思います。

陸橋があるのは交通量の多い大通りがあるからですよね。
場所によっては横断歩道が無い交差点などもあります。

道路による分断に近いのですが、
「陸橋だけの場所」ではチョット意味が違ってきます。
横断歩道が無い分、川に架かる橋に似ています。
陸橋まで行かないと徒歩で道路の向こうには渡れないからです。

しかも、階段で上がってからすぐに下りなければなりません。
これは前回の(その4)段差&高低差に当てはまります。

だから陸橋は、(その2)川と(その4)段差&高低差の
2つの要素がある分、道路の向こうのお客さんは
お店にとても来づらいのです。

次回、その6につづく・・・

<その1 道路 >
<その2 川 >
<その3 線路 >
<その4 段差&高低差 >

 

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因 (その4)段差&高低差

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因

(その4)段差&高低差

前回の線路につづき、今回は商圏に段差や高低差があった場合の
集客デメリットのお話をしようと思います。

この話の流れも4回目。飽きてきましたか?大丈夫ですか?
・・・と自分に対して言ってみました。。
まぁ始めてしまったので、最後まで書いてみたいと思ってマス!
では、行きまッス!!

まず、段差というのは、店舗に入る為のちょっとした階段とか、
もしくは2階以上の店舗を指します。
ちょっとした階段でも3段以上になると人の集中力が極端に落ち、
また、登ることに心理的な壁を作ってしまいがちです。

次に、高低差。高低差ありすぎると耳キーンってなりますよね。

まぁ、そんなスゴイ高低差ではなくって、
急な坂道のある通りのちょっと岡(or 谷)になっている場所です。
坂の上に店舗があるけど、この暑い中登ったら汗だく確定だナ。
そんな気持ちになる感じです。

段差も高低差も地図ではほぼ分かりません。
来てみて初めて分かったりします。

地図見ながら「ああココだ!」・・からのエレベーター無しで4階。

夏場の酷暑なら尚の事、上がるの大変ですよね。
商圏内の何かというより、高さが集客にマイナス面を持っている場所となります。

急な坂道のある通りであれば、商業ゾーンを分断とまでいかなくても、
上り下りを考えると競合店があれば、お客さんは来たがらないかもしれません。
坂上ゾーン、坂下ゾーンという気持ちになります。

というわけで、上から見た平面上の半径だけではない事もあります。

次回、その5につづく・・・

<その1 道路 >
<その2 川 >
<その3 線路 >

 

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因 (その3)線路 

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因

(その3)線路 

前回の川につづき、今回は商圏に線路があった場合の
集客デメリットのお話をしようと思います。

一般的な店舗商圏範囲で、店舗から徒歩500m半径として、
幹線道路や川と同じように線路も商業ゾーンを分断します。

線路向こうのお客さんがお店に来る為には、
数少ない踏切まで行って、線路を渡る必要があります。
直線的に歩行動線がとれず、来店する距離が伸びてしまいます。

しかも、踏切信号があるから二重のストッパー。
さらに「開かずの踏切」だったらもう・・・。
店舗集客にとっては川よりも強力な分断力ですね。
これは道路の信号待ちよりも、川の橋を渡るよりもやっかいです。

土地によってですが線路が高架であれば、
道路の分断とあまり変わらないかもしれません。道路の信号機だけですしね。
でも、心理的には線路の向こうというのは、ただ道路があるのとは違います。
コッチのゾーン、アッチのゾーンという気持ちになります。

という事は、線路が店舗の商圏半径内にあれば、
その通りの向こう側のお客さんがお店に来る事は、
道路分断よりもかなり難しい事になります。
半径で考えると、たくさんお客さんがいそうでも、
お客さんの行動範囲は半径ではないので注意が必要ですね。

次回、その4につづく・・・

<その1 道路 >
<その2 川 >